今回かこんな疑問にお答えします。
✔ 本記事でわかること
・「CX Plus」で追加された主な機能
・「CX Plus」に低音好きなら迷わず買い換える理由
ゼンハイザーからまたしても新作イヤホン「CX Plus True Wireless」が発売されました。
ゼンハイザーのワイヤレスシリーズは全て購入しており普段から愛用してます!
その音質の良さから新作が出るとついつい買ってしまうんですが、今回はどんな感じに仕上がっているんでしょうか?
まずは結論、
・ノイズキャンセリングは使わないし、価格も抑えたい!ってかたは「CX True Wireless」
・「モメンタム2」は正直価格が高いだけになってきたので、モメンタム3まで我慢
「CX Plus」は、「CX」のコスパの良さと「モメンタム2」のノイズキャンセリングかけ合わせた、まさに次世代機といっても過言ではない完成度を感じました。
低音×ノイズキャンセリングで低音好きは迷わず買い替えていいんじゃないでしょうか?
購入前にしっかり視聴してきましたので、その素晴らしさを伝えていきたいとおもいます!
「CX True Wireless」「CX Plus True Wireless」「MOMENTUM True Wireless 2」を比較
MOMENTUM True Wireless 2 | CX True Wireless | CX Plus True Wireless | |
価格 | 39,930円税込み | 17,380円税込み | 21,780円税込み (実売は19,800円) |
ノイズキャンセリング | ✔ | ー | ✔ |
パッシブノイズ アイソレーション | ✔ | ✔ | ✔ |
外音取り込み | ✔ | ー | ✔ |
ワイヤレス | LDSアンテナ+ BT5.1 Class1 (10mW) | BT5.2対応 Class1 (10mW) | Ver.5.2対応 Class1 (10mW) |
防水 | IPX4 | IPX4 | IPX4 |
通話 | 2マイクビームフォーミング | 2マイクビームフォーミング | 2マイクビームフォーミング |
左右片耳使用 | 右のみ | 左右独立可 | 左右独立可 |
イコライザー | ✔ | ✔ | ✔ |
サウンドチューニング | High-End Tuning | Bassブースト | Bassブースト |
コーデック | ACC aptX SBC | ACC aptX SBC | ACC aptX SBC aptX adaptive |
バッテリー | 最大7時間 ケース併用28時間 | 最大9時間 ケース併用27時間 | 最大8時間 ケース併用24時間 |
「CX Plus True Wireless」に追加された機能
実際にビックカメラでじっくり視聴してきた感想。
「CX True Wireless」についてはコチラの記事でレビューしてます!
✔本記事の内容・『CX True Wireless』のどこが進化したかまとめ・音質は?どう変わった?・その他のゼンハイザーワイヤレスイヤホンと機能比較ゼンハイザーはCX400BT、モメンタム2と購入してきました[…]
「モメンタム2」はこちら。
『ゼンハイザーのノイキャン搭載モデルって評価が高いけどどうなの?』『モメンタム初号機はバッテリーが自然放電してたけど改善された?』『価格はとにかく最高音質ってどんな感じ?』ノイキャン搭載で高音質と何かと話題な[…]
✔ アクティブノイズキャンセリング
モメンタム2とほぼ同等に感じるノイズキャンセリングでした。
CX無印では耳栓的ノイズキャンセリングでしたが、CX Plusは静寂感が明らかに違い、すーっと雑音がなくなる印象。
手持ちの機種と比べてみると、
CX Plus=モメンタム2<AirPods Pro
さすがにAirPods Proにはかないませんが、ゼンハイザーはもともと遮音性が高いので十分すぎるノイズキャンセリング。
✔ 外音取り込み機能
使用感はまずまず。
正直AirPods Proには程遠い印象。
外音取り込み機能が購入の決め手にはなりませんが、コンビニなどでの会計時は音楽自体を一時停止すれば問題なく会話できます。
✔ ハイレゾ相当の高音質コーデック『aptX Adaptive』
再生環境がiPhone12 Proのためお試しできず。
アンドロイドの一部スマートフォンには対応してます。
aptXは、米Qualcomm(クアルコム)が開発したBluetoothのA2DP(オーディオ用プロファイル)に対応するオーディオコーデック
aptX Adaptiveは高音質のaptX HDや低遅延のaptX LLなどを統一化し、環境に応じて転送時のビットレートを自動可変しながら伝送するようにした。
引用…価格ドットコム
クアルコムが目指す「有線接続と同等のワイヤレス技術」に向けたコーデックで、「低遅延」「途切れにくさ」が特徴。
しかし、最近のワイヤレスイヤホンはどれも途切れにくくなっているので、遅延が命取りなFPSなどのゲームをしない限りは特に必要性を感じない印象。
これも購入の決め手にはなりにくいですね。
CX Plus True Wirelessに低音好きなら迷わず買い替えるべき理由
・音質>ノイズキャンセリング
・モメンタム2を買わなかった人
✔ 上質な低音を楽しみたい
CX無印にも搭載されていたベースブーストモード。この機能はゼンハイザーのアプリから楽しむことができます。
ベースブーストモードのおかげで、低音好きの僕も満足できる音質になりました。
「機能は前作と一緒でしょ?」と思うかもしれませんが、このベースブーストモードがノイズキャンセリング機能によってさらに迫力ある上品な低音を楽しめるようになりました。
低音の量感でいうと 「Jabra Elite 85t」が深く体が震えるような低音を楽しめますが、正直30分ぐらい聴いてると疲れます。質より量といった感じで長時間のリスニングには不向き。
CX Plusの低音はあくまでも原音に忠実。低音に奥行き、広がりがあり音場が広いので長時間聴いても疲れない。そこに今回ノイズキャンセリングが追加されたので「没入感」がさらに凄いことになってます。
✔ 音質>ノイズキャンセリング
ノイズキャンセリングは「AirPods Pro」が無双状態です。発売してからずっと愛用してるので使い勝手の良さは十分に感じてます。ただ残念ながら価格と音質が見合っていないと思う人も多いんじゃないでしょうか?
しかしゼンハイザーのワイヤレスイヤホンイヤホンは遮音性が高いことに定評があります。そこに今回ノイズキャンセリングが追加されたので、「静寂の中」音楽を最大限楽しむことができるようになりました!
✔ モメンタム2を買わなかった人
音質、使い勝手はモメンタム2とほぼ同等。
なのに金額が2万円前後なので、モメンタム2を価格の面で躊躇していた方は迷わず買いではないでしょうか?
まさかモメンタム2の低コスト機をゼンハイザーが出してくるとはおもいませんでしたが…。
モメンタム3はいつ?
「CX Plus True Wireless」の唯一残念な点
✔ 音量が小さい
ゼンハイザーは出力音圧レベルが良くないので、iPhoneで聴くと音量はMAXに近くなります。これはメーカーの仕様なので仕方ないですが…。iPhoneで丁度いい音量が10/8ぐらいになります。
モメンタム2、CX無印とは音量が一緒なので、視聴したことがある人は心配ないかと。
「CX True Wireless」「CX Plus True Wireless」どっちが買い?
結論、ノイズキャンセリングの必要性のみ。
音質に関しては正直どちらも一緒なので、ノイズキャンセリングが必要なら「CX Plus True Wireless」
ノイズキャンセリングは使わないし、価格も抑えたい!ってかたは「CX True Wireless」
モメンタム2は正直価格が高いだけになってきたので、モメンタム3まで我慢ですかね。
これだけの高音質を2万円前後で楽しめるようになったのは凄いですよね!昔は〇〇万円の有線使ってましたけど、正直iPhoneで音楽を楽しむのならゼンハイザーさえあれば十分。
凄いぞ!ゼンハイザー!モメンタム3にも期待してます!