『AirPodsはかぶるからいやだな』
『音質が良いワイヤレスイヤホンは高いんでしょう?』
✔ 本記事の内容
☑ CX400BTの良かった点、悪かった点
☑ AirPods Proとの2台持ちがおすすめな理由
今回レビューするのはゼンハイザーの『CX400BT True Wireless』です。
ゼンハイザーといえばドイツが誇る音響機器メーカー。
数多くあるワイヤレスイヤホンの中で同社の『MOMENTAUM True Wireless 2』が価格、音質ともに最高峰に君臨しています。
ノイズキャンセリング、外音取り込み機能など現在のワイヤレスイヤホンに求められる機能全部盛りなんですが価格が約4万円と高い。
そんなゼンハイザーからまさかの廉価版『CX400BT True Wireless』が発売されました。
CX400BTの特徴を一言でいうならば
「音楽に特化したイヤホン」
・音質は同等なのに価格は4万円→2万5千円と1万5千ほど安い高コスパ
普段はAirPods Proを愛用していますが単純に音を楽しむイヤホンとして購入しました!
それでは詳しくレビューしていきます!
CX400BT True Wirelessのスペック
ケースサイズ | 59mm×33mm×42mm |
本体重量 | 充電ケース 37g イヤホン 12g |
USB規格 | USB-C |
Bluetooth バージョン | Bluetooth 5.1 |
周波数帯域 | 5~21.000 Hz |
コーデック | SBC、AAC、aptX |
ドライバー | ゼンハイザー7mm ダイナミックドライバー |
ノイズキャンセリング | – |
外音取り込み | – |
防水 | – |
動作時間 | 本体のみ 7時間 充電ケースと併用 20時間 |
充電時間 | フルチャージ 1.5時間 10分の充電で1時間動作 |
製品保証 | 2年 |
付属品 | USB-Cケーブル イヤーピース XS,S,M,L |
CX400BT True Wirelessをレビュー 「ワイヤレスイヤホンで最強コスパ」
今回購入したのはブラック。ホワイトは女性にも人気がでそうですね。
ケース、イヤホンの素材は肌触りの良いプラスチック
ケースは素材がプラスチックなので高級感はありませんがさらっとした肌触りで好印象です。
デザインはゼンハイザーのロゴのみでシンプル。
ケースは大きそうにみえますが横幅はわずか5.5cmなので携帯性も抜群。
欠点といえばホコリ、指紋がつきやすいことですかね。
写真でもわかる綺麗にふき取りましたがホコリはどうしても残ってしまいます。
指紋、皮脂汚れを簡単除去
イヤホンは指紋、皮脂汚れを防ぐのが難しいですよね。
そんな時便利なのがセーム革。
軽く拭き取るだけで皮脂汚れ、指紋、ほこりなど拭き取れ傷がつく心配のない優れもの。
メガネやスマホ、アクセサリーまで使用できる汎用性の塊!オススメです!
しかも中性洗剤を使用し水かぬるま湯で手洗いすれば繰り返し使用可能!
カナル型でフィット感が良い
かなり小ぶりなカナル型イヤホンで、装着してみるとフィット感が良く遮音性が抜群。
・遮音性が高くノイズキャンセリングいらず
・フィット感が良いため耳から落ちにくい
・密閉されるので豊かな低音が楽しめる
◆デメリット
・周囲の音が聞こえにくくなるので注意が必要
・個人差はあるが圧迫感がある
イヤホンの素材も同様にプラスチックでロゴ部分がタッチセンサーになっており細かい操作はこれでおこないます。
タッチセンサーは感度が良く操作性も抜群!
・フィット感が良いカナル型イヤホン
・操作はイヤホン本体のタッチセンサーで操作
タッチセンサーの操作方法
再生、一時停止などはイヤホンのロゴ部分にあるタッチパネルで操作します。
ボタンの感度が良く直感的に操作できるので慣れれば快適です!
・電源追オフ⇒自動:15分操作が無いと自動で休止モード
・再生/一時停止/着信拒否⇒L側のマルチボタンを1回タッチ
・音量ダウン⇒L側のマルチボタンを長押し
・音量アップ⇒R側のマルチボタンを長押し
・曲戻し⇒L側のマルチボタンを2回タッチ
・曲送り⇒R側のマルチボタンを2回タッチ
・着信受話/通話終了/Siri⇒R側のマルチボタンを1回タッチ
詳しくはこちら→ゼンハイザー公式サイト
CX400BTの専用アプリ『Sennheiser Smart Control』
CX400BTには専用アプリが用意されています。
このアプリでは音質を直感的に変更できるイコライザー機能、イヤホンのタッチパネルの設定変更が可能です。
誤動作しないようにあらかじめタッチパネルでの操作をオフにしiPhoneですべて行うことも可能です!
イコライザーをいじってるときなんか最高に楽しいですよ!
CX400BT True Wirelessの音質
それでは肝心の音質についてです…。
臨場感が最高!
ライブ音源や、映画だとものすごい没入感を体験できます。
音の特徴
・SHURE se846
・MOMENTAUM True Wireless2
高音:非常に伸びの良い高音。弦楽器との相性が抜群で音の粒が際立っています。個人的にはシンバル系の聴こえかたが好みでバンドサウンドなんかきれいに鳴らしてくれます。 | 5.0 |
中音:音圧が強く力強い中音。少し主張が強く感じますが音の厚みが凄まじいです。ボーカルの声は男女ともにくっきりと聞き取りややすい印象。 | 4.2 |
低音:解像度、量感共に最高の低音。聞き取り難いベースラインまでくっきりと聴こえ新しい発見があります。映画なんかものすごい迫力ですよ! | 5.0 |
音場:音場は広く様々な方向から音が届いてくる印象。奥行きがあり聴いていて気持ちいいです。 | 4.5 |
解像度:ワイヤレスイヤホン最強!聞こえない音がほとんどないほどの解像度! | 5.0 |
総合 | 4.7 |
音質だけでいうとワイヤレスイヤホン界で最強と感じます。
僕の耳があんまりかもしれませんが、SE846(10万円台)よりも楽しい音楽を聴かせてくれます。
この音楽を純粋に楽しめるイヤホンって少ないんですよね!
買って損なしですよ!
イヤーピースでの音質変化
ワイヤレスイヤホンではイヤーピースがフィット感、音質の向上に欠かせません。
MOMENTAUM True Wireless(第一世代)の時に純正イヤーピースが耳の形に合わず各メーカーのイヤーピースを試しました
個人的におすすめなのがradiusの『ディープマウントイヤーピース』。
フィット感が向上し遮音性がアップ。装着感が安定します。さらに音質はより濃厚なサウンドに変身。
もし純正イヤーピースが合わなかったら是非試してみてください!全サイズ入りなので耳に合うサイズが見つかるはず!
MOMENTAUM True Wireless 2と比較
最上位モデル『MOMENTAUM True Wireless 2』と音質については遜色ないですが『CX400BT』には欠けている機能が4つあります
・外音取り込み機能
・防水機能
・スマートポーズ
ノイズキャンセリング
ノイズキャンセリングはあると便利ですが、CX400BTはカナル型でイヤホン自体の密閉度が高いので通常仕様ではほとんど支障ないです。
外音取り込み機能
コンビニでの会計時や電車のアナウンスは音楽を一時停止すればイヤホンを装着したままでも聞き取ることができます。
あれば便利ですが個人的には必要ないかと。価格差を考えれば仕方ないですね!
防水機能はない
ワイヤレスイヤホンを購入するとき気になる機能かと思います。
MOMENTAUM True Wireless 2はIPX4(いかなる方向からの水の飛沫で有害な影響を受けない)ですが、CX400BTは防水機能はありません。
スマートポーズ機能
MOMENTAUM True Wireless 2にはイヤホンを耳から外すと自動で一時停止になりますがCX400BTにはこの機能がありません。
スマートポーズ機能はコンビニのレジや、人との会話時に便利なので残念です…。
CX400BT True Wirelessのおすすめの使い方
「AirPods Proと2台持ち」
✔ 僕がCX 400BTを購入したのはAirPods Proを持っていたから
この2つを比べるとそれぞれの短所を補ってるんです!
・CX 400BT…音質がワイヤレスイヤホンで最上位!
AirPods Proは音質以外の使用感は万能なのですが唯一の弱点が音質。
聞き取りやすい音質で長時間のリスニングにも最適なんですが価格を考えるとちょっと物足りない。
その物足りない音質をCX 400BTは埋めてくれるんです。とにかく音楽を聴くのが楽しい!
CX400BT:純粋に音楽を楽しむ時
CX 400BT True Wirelessまとめ
コスパ最強ワイヤレスイヤホン『CX 400BT』を紹介しました!
2万円代とは思えないパワフルな音質で音楽を聴いていて本当に楽しいイヤホンです!
価格、音質、携帯性とワイヤレスイヤホンに求められる要素が全て詰まった名機といえるのではないでしょうか?
このレビューが参考になればうれしいです!
最後に良かった点、悪かった点をまとめます。
CX 400BTの良かった点
- 最上位の『MOMENTAUM True Wireless 2』と同等の音質
- MOMENTAUM True Wireless 2より1万円以上安い
- ノイズキャンセリングはないが耳栓クラスの遮音性
CX 400BTの悪かった点
- 防水機能がない
- スマートポーズ(自動一時停止)がない
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