『音質ってどんな感じ?』
『どんな人におすすめ?』
新作が発売される度にYoutubeで大絶賛されるゼンハイザー。
ガジェッターや口コミサイトでべた褒めされているけど実際どうなの?
気になりますよね。
MOMENTUM True Wireless(初号機)、MOMENTUM True Wireless2、CX400BT、cx plus true wirelessと使用してきましたが、今回の『MOMENTUM True Wireless3』ももちろん購入。
今回は忖度無しで使用感をレビューしていきます!
✔ この記事を読むとわかること
・ノイズキャンセリングについて
・実際に使用してみて気づいたメリット、デメリット
【ゼンハイザー】MOMENTUM True Wireless3のスペック
ノイズキャンセリング | ハイブリッド&アダプティブ ノイズキャンセリング |
外音取り込み | 〇 |
イヤーフィン イヤーピース | S,M,L3サイズ |
ハイレゾ | 〇(96/24KHz) |
低遅延 | 〇 |
途切れにくさ | LDSアンテナ+BT5.2 Class1 (10mW) |
通話性能 | マイク合計6基 |
バッテリー | イヤホン最大7時間 ケース併用最大28時間 |
ワイヤレスQi充電 | 〇 |
防水 | IPX4 |
さすが最上位機種なだけありワイヤレスイヤホンに求められる機能は全部盛り
・途切れにくさ
・通話
・防水機能
この辺りは網羅しています。
【ゼンハイザー】MOMENTUM True Wireless3の付属品
・イヤーピース(XS,S,M,L)Mはあらかじめイヤホンに装着
・イヤーフィン(S,M,L)
・取扱説明書
注意が必要なのが、充電アダプタは別途必要なこと。
ケーブルは出来れば両側タイプCが良かったですね。
ちょっと残念なのがイヤーピース。
3万越えのハイエンド機なんでイヤーピースはS,M,Lの中間サイズがあってもいいかなと感じました。
【ゼンハイザー】MOMENTUM True Wireless3 ケース
イヤホンは片側…約6グラム
軽量なAirPods Proはケースのみ45.6グラム、イヤホンは片側5.4グラムですが重さはほとんど変わりません。
ケースは初代から続く高級感あるファブリック調デザイン
ファブリックのメリットはさらさらした手触りで指紋が目立たないこと。
一般的なワイヤレスイヤホンは高級機でも指紋が目立つケースが多いので、指紋が目立たないのはうれしいですね。
しかし水分は吸い込んでしまうので、濡れた手で触る場合は注意が必要です。
ケース前面にタイプCのポートがついてます。
なぜ背面でないのか?個人的に残念なポイント。
無線充電に対応!
やはり置くだけで充電できるのは便利ですからね!
ワイヤレス充電に対応してくれたのはうれしいです!
【ゼンハイザー】MOMENTUM True Wireless3『イヤホン』
着けているのを忘れるほど軽くはありませんが十分軽量。
本体のサイズ感は前作モメンタム2よりかなり小さくなりました。
ゼンハイザーのロゴがタッチパネルになっており様々な操作が可能です。
接続が超簡単
モメンタム3はスマホとの接続が超簡単!
ケースにイヤホンを入れて取り出すと自動的にペアリングモードに。
スマホ側のBluetooth接続画面に『MOMENTUM TW3』と表示されるのでタップするだけ。
簡単ですね!
【ゼンハイザー】MOMENTUM True Wireless3の『音質』
音質はワイヤレスイヤホン界最高峰!
高音:解像度が高く耳に刺さらない高音。音の粒まで感じます。 | 5.0 |
中音:音圧が強く迫力があります | 4.5 |
低音:解像度、量感共に最高峰で質の良い低音 | 5.0 |
音場:目の前で演奏しているような音場の広さがあります!ライブ盤なんかは鳥肌モノ! | 5.0 |
解像度:音の粒が立体的で量が多い印象。かといって情報過多では無いので聴き疲れしません! | 5.0 |
総合 | 5.0 |
音の傾向は全体的にフラットで、AirPodsProの音質を突き詰めたような音。
個人的には理想の音に近いと感じます。
聴き疲れしにくい音質といいますか、モメンタム3は古い音源を迫力ある音に鳴らせる表現力があります。
サブスクで昔の音源を聴くのが楽しくなりますよ!
さらに念願のベースブーストモードを搭載しているので脳に響くような迫力のある音を楽しめます!
映画も迫力ありますよ!
MOMENTUM True Wireless3の各種機能の使用感
ノイズキャンセリング
モメンタム3 | AirPodsPro | |
室内 (換気扇) | ◎ | ◎ |
電車 (走行音) | ○ | ○ |
車の走行音 | ○ | ○ |
スクランブル交差点 (渋谷) | △ | 〇 |
自転車 | △ | ○ |
◎100% 〇80% △50%
ゼンハイザーのノイズキャンセリングは、音楽に没頭するための補助的な機能と感じます。
しかしAirPodsProに比べると劣ってると感じる時があります。
ノイズキャンセリングの質は多少違いがありますが場所によって得意、不得意がある感じ。
接続性の問題にも感じますが、モメンタム3は人混みが苦手、環境音に強いという印象。
というかAirPodsProのノイズキャンセリングが優秀すぎます。
それでもモメンタム3のノイズキャンセリングは高水準。
ワイヤレスイヤホンでトップクラスだと感じました。
外音取り込み機能
イヤホンをつけたまま外の音が聞こえるのが外音取り込み機能(アンビエントモード)。
「イヤホンしてたっけ?」っていうぐらい自然なAirPodsProに比べると、いかにもマイクで拾っていますと言った感じで不自然な感じ。
あくまでもおまけ程度。
人の声が強調されるので耳に響く感じがありますので苦手な人はストレスになる可能性が…。
防水性能はIPX4
防水機能はAirPodsProと同じくIPX4。
いわゆる雨、汗からイヤホンを守れるということ。
ランニングなどの運動時に気にしなくてもいいのは嬉しいポイントですね。
最高の音質を楽しみながらのランニングは最高じゃないでしょうか!
専用アプリで音質を変更
Apple Store、Google Playからゼンハイザー専用のアプリをインストールすることができます。
・イコライザー…音質の変更
・トランスペアレントモード…外音取り込み機能の切り替え
・ノイズキャンセリングの切り替え
・イヤホンのボタン変更…好みの設定にカスタマイズできる
・各種設定のカスタマイズ
音質が自分好みにカスタマイズできるのは良いですね!
イヤーピースで音質が劇的に変化
ワイヤレスイヤホンではイヤーピースがフィット感、音質の向上に欠かせません。
少しでも隙間があるとノイズキャンセリングの効き具合、低音が逃げる、最悪落下してしまうなんてことも。
そこでおすすめなのが↓
フィット感が向上し遮音性が更にアップ。装着感が安定しますので強風の中でも心配なし。
さらに音質はより濃厚なサウンドに変身。
もし純正イヤーピースが合わなかったら是非試してみてください!
全サイズ入りなので耳に合うサイズが見つかるはず!
通話性
6基のマイクが装着されているので通話性が抜群。
とくに声の輪郭がはっきりしているので、音量が小さくても聴き取りやすいです。
ゼンハイザーはプロ用のマイクを取り扱っているだけあり得意分野なんでしょうね!
【ゼンハイザー】MOMENTUM True Wireless3の残念な点
日常で使用していて気づいた点を書いていきます。
といっても無理やり絞り出してますが…
接続安定しない時がある
電車や人混みでプツプツ途切れることがあります。
渋谷のスクランブル交差点では数回途切れました。
4万円なんだからもう少し頑張ってほしいんですが、メーカーが想定している以上に東京の人混みは異常なんでしょうね。
値段が高い
冷静に考えて約4万円は高い…。
ワイヤレスイヤホンの寿命はバッテリーが尽きるまでなのにバッテリー交換が不可。
使い続けていればそのうち電池の持ちが悪くなってきますので、できれば交換対応してくれると助かります。
風切り音がすごい…
ノイズキャンセリングのモードで風切り音防止モードがあるんですが、いちいちアプリかイヤホンをタッチして切り替えなければいけません。
たとえばこんな時に切り替えが必要。
・電車内の窓が空いている
・強風
通常のノイズキャンセリングモードでは風切り音は抑えられません。
ほかの音が聴こえなくなるので、風の音が強調される気がします。
もちろん風切り音防止モードではほとんど聴こえなくなるんですが操作が面倒に感じます。
正直ストレスです…。
【ゼンハイザー】MOMENTUM True Wireless3まとめ
・音質は間違いなく最上位
・防水機能がついている
・専用アプリで音質、各種設定をカスタムできる
値段が高い…
風切り音防止モードへの切り替えが面倒
MOMENTUM True Wireless3まとめ
・最高の音質を自分好みにカスタムして楽しみたい人
・仕事で通話機能をよく使う人
価格は4万円と高価でしたが音質には満足することができました。
モメンタム3は現在ワイヤレスイヤホンに求められる機能が全部入り
・最高の音質
・ノイズキャンセリング
・外音取り込み
・防水性
・通話性
もし何か一つワイヤレスイヤホンを購入しようとしているならベストな選択肢ではないでしょうか!
ノイズキャンセリング搭載モデルの中では間違いなく最上位の音質を楽しめますし、何より音楽を聴いていて楽しい!
これ大事ですよね!
この記事がイヤホン選びの参考になれば幸いです。