クラークス デザートブーツ レビュー

スエード靴をキレイに履きたい!簡単な手入れ方法を紹介

スエード素材は柔らかい印象でいいですよね。

tomosato
履くだけでコーディネートも優しい雰囲気になります!

スエード素材は身につけるだけで小洒落ますし、tomosatoはクラークスのデザートブーツをかれこれ10年ほど愛用しています。

レビュー記事はこちら。

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クラークス デザートブーツレビュー

そんなスエード素材ですが致命的な弱点として汚れやすいんです。

黒ずんだり、履きジワが残ったり。

ただ汚れやすいからといって手入れはそんなに難しくないですし、意外と簡単にきれいになります。

そこで今回は意外と簡単にできるスエード素材の手入れ方法を紹介します。

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スエード素材について

スエード素材は、革の裏側をバフし起毛させた革です。
革には表(銀面)、裏(床面)があります。

表(銀面); ヌバック、バックスキン
裏(床面): スエード(毛が短い)、ベロア(毛が長い)

イギリスでは雨の日用の靴

小雨がよく降るイギリスでは、昔からスエード素材は雨の日用の素材として愛用されています。

その理由は起毛していることによって革の表面積が大きくなり、雨粒を表面で押し止まらせることができるからです。

tomosato
雨の日用とは意外ですよね!
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スエード素材の手入れ

スエード素材は『クリームを塗ることができません』

革を保護し寿命を伸ばすかが大切

汚れがついてからではなく、汚れがつかないように予防する手入れが効果的です。

シューツリーで型崩れを防ぐ

クラークス デザートブーツ 手入れ

スエード靴は柔らかいのでシューツリーがないと手入れがしにくいです。

まずはシューツリーをセット。

 

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ブラッシング(ホコリを払う)

スエード ブラッシング

・スムースレザーと同じく基本の手入れはブラッシング

起毛素材専用にしてそれ以外の革には使用しないようにしましょう!
繊維に埋もれた汚れを効率的に払い落とすことができます。
・毛並みに逆らう→汚れを落とす
・毛並みに沿う→毛並みを整える
力を入れすぎると毛が抜けてしまう可能性があります。
表面をなぞるように優しくブラッシング!
履いたらブラッシングがオススメ
履いた後そのままにしておくと、汚れが落ちにくくなります。その都度ブラッシングしましょう!

スエード用ブラシとしてゴム素材のものが販売されていますが、あまりお勧めしません。

ゴムブラシでブラッシングすると摩擦熱が発生しやすくなり、革そのものが痛んでいると毛が抜ける原因になります。

消しゴム(汚れ落とし)

スエード 消しゴム 汚れ落とし

豚毛ブラッシングでも落ちない汚れには消しゴムを使いましょう。

文房具の消しゴムで十分です。よく汚れが落ちますが摩擦熱には注意してください。
ゴシゴシ動かすと革を痛めてしまいます。一方通行で払うようにしましょう

スエードミスト

スエードやヌバック等の起毛素材は経年と乾燥により徐々に色が薄く退色してしまいます。

スムースレザーであれば靴クリームで補色しますが、起毛素材には使えません。

そこで使用するのが起毛素材用のミストスプレーです。

浸透しやすく乾く過程で深部の色を表面に蘇らせることができます。
ブラッシング(埃を払う)→消しゴム→
ブラッシング(毛並みを整える)→スエードミスト(栄養補給)→ブラッシング(乾燥したら)
新品の状態から使用してれば退色を防ぐことができる

撥水スプレー

雨やホコリ汚れ等をつきにくくするために、仕上げに撥水スプレーを満遍なくかけます。

防水スプレー(シリコン系)は革の表面に皮膜をつくり革の呼吸を止めてしまい劣化につながります。またシミになりやすいです。撥水スプレー(フッ素系)を使用しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

・シューツリー
・馬下ブラシ
・消しゴム
・スエードミスト
・撥水スプレー

革製品の手入れは素材に関係なく基本のブラッシングが大切です!

履いたらブラッシング、履く前にもブラッシング。人間の頭皮と同じく活性化され毛ツヤが維持されますよ。

簡単なので是非試してみてください!

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