今回はこんな疑問にお答えします。
✔ 本記事の内容
・993のサイズ感は?
・993の手入れ方法
「MR993」といえば日本国内でほとんど見かけないニューバランスの隠れた名作。
はじめて履いたニューバランスは「992」なんですが、当時大事に履いていたので物持ちが良くその後に発売された「993」はスルーしました。
この度偶然ハワイで購入することができたので、10年越しの「993」をレビューしていきます!
マイサイズに出会えたら即購入したほうがいいですよ!断言します!名作です!
ニューバランス「993」の特徴
購入したのはハワイのアウトレット。店はどこか忘れてしまいました…。
ラスト1足でラッキーでしたがお値段は破格の120ドル!当時のレートで1万3千円くらい。
日本だと3万ぐらいするのでお買い得!まぁ旅費に〇〇万円かかってるんですけどね…。
ハワイにはニューバランスの専門店はないんですが、ハワイのセレクトショップなんかで格安で売っているのをよく見かけます。
アメリカ人には人気ない激安で販売されてますよ。
見つけたら即購入ですね!
990番シリーズの歴史
990→995→996→997→998→999→990v2→991→992→993→990v3→990v4→990v5
990番シリーズでは比較的新しい「993」ですが、販売されたのは2009年と随分むかし。
そろそろ復刻されそうですね!
「993」の特徴
発売 | 2009年〜2012年頃 |
生産 | アメリカ |
価格(日本) | 30,000 |
価格(アメリカ) | 200ドルほど |
現在は廃盤で、国内のスニーカーショップでは見かけたことがありません。
噂ではアメリカでは日本ほどの人気がなく、本土のアウトレットで100ドルほどで購入可能だとか…。
「たしかに、アメリカ人がおしゃれにニューバランス履いてるのみたことない…」
ランニングシューズとしてよく見かけますが。
国内だと定価30,000ぐらいなのでやってられませんね。
それでも日本では「993」人気は高く、NEATのデザイナー、中目黒の1LDK、スタイリスト私物などファッション関係の人が愛用してます。
「993」デザイン
購入したのは他人とかぶらない「ミリタリーグリーン」
ダークブラウン×オリーブのような発色で、不思議な色合いです。
ピッグスエードの素材感も良く、見事なまでにダサかっこいい!
ニューバランスといえば「Nマーク」ですが「993」は小さめ。
このデザインは992から受け継がれており個人的にはお気に入りなポイント。
つま先
グレーのラインが特徴的。つま先の形状は意外とシャープでスッキリしてます。
日本で人気のある「996」「1400」に比べると丸みがありますね。
ヒール
2009年のモデルですが、流行を先取りしたような厚底フォルム。
USAの表記がアメリカっぽい愛国心あふれる派手なデザイン。
インソール
993と大きく印字されています。
起毛素材なので肌触りはマイルド。
裏面はこんな感じ。ちょっとチープですよね。
正直、最近のスニーカーに比べると薄めでホールド感は弱いです。
もし入れ替えるならニューバランス純正のインソールがおすすめ!履き心地が別次元になります!
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ソール
「993」はもともとランニングシューズなので、ソールはグリップ力が高く安定した履き心地。
カカトには「ABZORB」と呼ばれるニューバランスが開発したクッションが搭載されてます。
その特徴は衝撃吸収と反発性を備えていること。
着地の時に衝撃を吸収し、反発することで推進力に変えて足運びをサポートしてくれるので、シンプルに「歩きやすい」のが特徴。
ニューバランス「993」履き心地
✔ 最大の特徴は「軽さ」
過去に「992」を履いてましたが、記憶にあるのは重いけど安定感があること。
「993」は重さを排除し、とにかく軽い履き心地が特徴的。
クッションも適度な沈み込みと反発性があり、足運びが楽というのが感想です。
「993」でランニングしたいけどもったいないので我慢しますが、旅行や観光など長時間歩く場面では最有力候補なのは間違いないです。
これが日本でも1万円台で買えたらいいんですけどね。
ニューバランス「993」のサイズ感
購入したのはUS10.5、日本サイズ28.5cmです。
横幅のサイズはラインナップでもっとも細い「D」
このサイズは最近日本で売られていないことが多いので本当にラッキーでした。
ニューバランスのサイズ感は「足長+1〜1.5cm」
「993」などのメイドインUSAシリーズは幅のサイズが豊富。
「D」「2E」「4E」と3つありますが主に流通しているのは「D」です。
履き比べられればいいのですが国内では難しいです。実際に「4E」を履いたことありますが「D」とはサイズが変わってしまうほど大きく感じます。
サイズ感について、詳しくはコチラの記事をどうぞ。
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ニューバランス「993」の手入れ方法
✔ スニーカーを洗うには「ジェイソンマーク」がおすすめ
その理由は、スニーカーを水に浸さなくていいから。
バンズやコンバースのように天然皮革が使用されていない生地の場合問題ないですが、「993」には豚革が使用されています。
革は濡らしてしまうと乾燥が大変ですし、色落ちなどで風合いが変わってしますことがあります。
特に、ニューバランスのネイビー系は注意が必要で、濡れたまま放置を繰り返すと赤く変色します。
変色の理由は染色の退色にあります。
染色には「青・赤・黄」を混ぜて色を表現するんですが、色の強度は黃>赤>青です。
そのため、水、紫外線、汗、熱などの影響を受けて青が退色してしまうことで赤が表に出てきてしまいます。
よって汚れても水は使わず、天然素材のみで作られた生地や革にやさしいジェイソンマークなら退色のリスクを最小限できれいにすることができます。
ちょっと話がそれましたが、革モノは水に要注意です。
加水分解を防げ!
✔ 加水分解とはある時ソールに亀裂が入ってボロボロ崩れてしますこと
加水分解はソールに使われているポリエチレン、EVA素材が水を吸ってしまうことでおきます。
よって「水分」は革だけでなくソールにも危険。
通常ソールが吸ってしまった水分は歩くことで外に排出されますが、お気に入りのスニーカーほど保存しますよね。
保存している間も空気中の水分を吸い続けているので、久々に履いたらボロッと崩れてしまうことがあります。
✔ 加水分解対策
②乾燥させる
③保管時は湿気に注意
①濡れたら拭き取る
靴なので雨に降られることは避けられません。
出かける前に撥水スプレーで革とソールを保護しておきましょう!
ちなみに防水スプレーは革にNGです。理由は通気を妨げてしまうから。
「993」のように革が使用されている場合は撥水スプレーをかけましょう!
撥水スプレーは素材の通気性を妨げないので安心して使用できます。
帰宅したらアッパー、ソールの水分を拭き取るんですが「吸水タオル」がおすすめ。
「吸水タオル」なら水分を吸い上げてくれるので簡単に水分を拭き取れます。
②乾燥させる
「993」には革、メッシュ、革と様々なパーツが使われています。
乾いているように見えても素材自体が吸い込んでしまった水分は見落としがち。
コロンブスの乾燥剤には様々な効果があります。
・カビの発生を防ぐ
・ニオイも除去
乾燥剤は乾かすことで繰り返し使えるので経済的ですし、シューツリーと合わせて使用すれば型崩れも防ぐことができます。
③保管時は湿気に注意
乾燥剤で靴を乾かしたら次はシューツリーで湿気対策。
木製のシューツリーは入れっぱなしでも湿気を吸い込んでくれるので楽。
型崩れや履きジワも防いでくれるので一石二鳥。
僕はこの手順で手入れをして履いていますが加水分解の経験はありません。
大事な靴ですから「手入れ」頑張りましょう!
せっかくなら靴下にもこだわりを!
スニーカー選びで難しいのが靴下選び。
そんなわけで靴下はいつもtabioにお世話になってます。
靴下の色はもちろん、長さ、素材にこだわって選ぶことができます!
靴下の専門店「tabio」なら種類豊富な中からお気に入りの一足を探せますよ!
ニューバランス「993」まとめ
ニューバランスのメイドインUSAは定期的に復刻されますが、期間が10年近くあいてしまうことも。
せっかく購入できたならできれば手入れして長く履きたいですよね!
990シリーズはデザインに癖があり万人受けしにくいですが、このダサかっこいい感じにハマると990シリーズしか履けなくなるほど魅力が詰まっています。
2020年にはAppleのスティーブ・ジョブズが愛用していた「992」が復刻されましたね!
ぼくの初めてのニューバランスだったのでもちろん購入しました!詳しくはコチラをご覧ください!
もう大興奮でしたよ!
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