✔ 本記事の内容
・「M992」のサイズ感は?
・「M992」を長持ちさせる手入れ方法
待望の復刻を果たした「M992」
というわけで、今回購入したのは「トリプルブラック(Triple Black)」と呼ばれるM992EA。
M990のトリプルブラックは通勤で愛用しているんですが、思い出補正の高いM992ならなおさらのこと魅力的に見えるんですよね。
日本未発売のモデルだったのでスニーカーダンクで購入しちゃいました。
ニューバランス「M992」の特徴
まずはさらっとM992について紹介します。
スティーブジョブズも愛用していたモデル!
ニューバランスファンでは有名なことですが、「M992」はあのスティーブジョブズが愛用していたことで有名。
イッセイミヤケの黒ニット、リーバイスのデニム、ルノアのメガネ、そしてニューバランスの「M992」
リーバイス、ルノア、ニューバランスは所有しているのであとはイッセイミヤケだけ。
黒ニットはユニクロでいいかな…。
ルノアについてはこちらでレビューしてます!
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990番シリーズの歴史
990→995→996→997→998→999→990v2→991→992→993→990v3→990v4→990v5
最近は990のバージョンアップが多いですね。
あの大きな「N」マークが気に入らず990v3が最後のニューバランスになってました。
「M992」の特徴
発売 | 初代「M992GL」2006年 復刻「M992GR」2020年 |
生産 | アメリカ |
価格(日本) | 29,000円 |
価格(アメリカ) | 175ドル |
M992GL|2006年のオリジナルモデル
M992GR|2020年の復刻モデル
オークションやメルカリだと初代、復刻両方とも取引されていますが、初代は加水分解している可能性が高いので注意が必要。後半で詳しく紹介してます。
「M992」トリプルブラックのデザイン
トリプルブラックというだけあり全てのパーツがブラック。
✔ つま先
ブラックワントーンが特徴的。
つま先は丸みがあります。
スエード、メッシュ、テープとそれぞれ素材が違うので、単調に見えないシックなデザイン。
✔ ヒール
ヒールパッチはUSA表記!
993、990に比べると厚底です。その分クッション性は高いですよ!
ヒール外側にも「992」の印字が。
よくみるとヒールの一部分はネイビーのパーツが使われています。
個人的にはブラックで統一して欲しかったですが…。
✔ サイド
M992を象徴する小ぶりなNマーク。
ブラックのグラデーションが綺麗ですね!
✔ インソール
ヒールカップは高さがありますが、最近のスニーカーに比べると薄めでホールド感は弱いです。
もし入れ替えるならニューバランス純正のインソールがおすすめ!履き心地が別次元になります!
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✔ ソール
ミッドソールには「ABZORB SBS」と呼ばれるニューバランスが開発したクッションが搭載されてます。
その特徴は衝撃吸収と反発性を備えていること。
復刻ならではの当時のデティールを再現しています!
ニューバランス「M992」トリプルブラックの履き心地
M992は3足目ですがそれぞれ履き心地が違うのが面白い。
天然素材を使用しているからでしょうか?サイズ感は一緒ですがフィット感に個体差があります。
革靴にも言えることですが、製造に携わる人が多いほど手の温もりというか魅力を感じます。
自分の足にフィットする感覚があるので履きこむのが楽しいですね。
肝心の履き心地は、
正直「重い」です。
スニーカーというよりは、高価な革靴のようなフィット感があり、歩行時はその重さのおかげで安定している印象。
好みが分かれるところですが、個人的には好きな履き心地!
ニューバランス「M992」のサイズ感
購入したのはUS10.5、日本サイズ28.5cm。
横幅のサイズは「D」です。
✔ ニューバランスのサイズ感は「足長+1〜1.5cm」
ぼくの足長は27.5cmですが購入したのは28.5cm。
横幅がある人は足長プラス1.5cm、標準幅の場合は足長プラス1cmでOK。
サイズ感について、詳しくはコチラの記事をどうぞ。
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ニューバランス「M992」の手入れ方法
✔ スニーカーを洗うには「ジェイソンマーク」がおすすめ
その理由は、スニーカーを水に浸さなくていいから。
バンズやコンバースのように天然皮革が使用されていない生地の場合問題ないですが、「993」には豚革が使用されています。革は濡らしてしまうと乾燥が大変ですし、色落ちなどで風合いが変わってしますことがあります。
特に、ニューバランスのネイビー系は注意が必要で、濡れたまま放置を繰り返すと赤く変色します。
変色の理由は染色の退色にあります。
染色には「青・赤・黄」を混ぜて色を表現するんですが、色の強度は黃>赤>青です。
そのため、水、紫外線、汗、熱などの影響を受けて青が退色してしまうことで赤が表に出てきてしまいます。
よって汚れても水は使わず、天然素材のみで作られた生地や革にやさしいジェイソンマークなら退色のリスクを最小限できれいにすることができます。
ちょっと話がそれましたが、革モノは水に要注意です。
履いたらブラッシング
こんな感じにつま先なんかはスエード部分の毛が乱れてしまします。
ハリのある馬毛ブラシをかけるだけで毛並みが簡単に整います。
ブラッシングだけでも汚れを簡単に落とせますよ!
愛用してるのはコロニルのホースヘアブラシ↓
加水分解を防げ!
✔ 加水分解とはある時ソールに亀裂が入ってボロボロ崩れてしますこと
加水分解はソールに使われているポリエチレン、EVA素材が水を吸ってしまうことでおきます。
よって「水分」は革だけでなくソールにも危険。
通常ソールが吸ってしまった水分は歩くことで外に排出されますが、お気に入りのスニーカーほど保存しますよね。
保存している間も空気中の水分を吸い続けているので、久々に履いたらボロッと崩れてしまうことがあります。
✔ 加水分解対策
②乾燥させる
③保管時は湿気に注意
①濡れたら拭き取る
靴なので雨に降られることは避けられません。
出かける前に撥水スプレーで革とソールを保護しておきましょう!
ちなみに防水スプレーは革にNGです。理由は通気を妨げてしまうから。
「M992」のように革が使用されている場合は撥水スプレーをかけましょう!
撥水スプレーは素材の通気性を妨げないので安心して使用できます。
帰宅したらアッパー、ソールの水分を拭き取るんですが「吸水タオル」がおすすめ。
「吸水タオル」なら水分を吸い上げてくれるので簡単に水分を拭き取れます。
②乾燥させる
「M992」にはと様々なパーツが使われています。
乾いているように見えても素材自体が吸い込んでしまった水分は見落としがち。
コロンブスの乾燥剤には様々な効果があります。
・カビの発生を防ぐ
・ニオイも除去
乾燥剤は乾かすことで繰り返し使えるので経済的ですし、シューツリーと合わせて使用すれば型崩れも防ぐことができます。
③保管時は湿気に注意
乾燥剤で靴を乾かしたら次はシューツリーで湿気対策。
木製のシューツリーは入れっぱなしでも湿気を吸い込んでくれるので楽です。
型崩れや履きジワも防いでくれるので一石二鳥。
僕はこの手順で手入れをして履いていますが加水分解の経験はありません。
大事な靴ですから「手入れ」頑張りましょう!
ニューバランス「992」まとめ
トリプルブラックは革靴の代わりに使えるシックな汎用性の高いスニーカー。
通勤時はM990のトリプルブラックを着用してましたが、ようやくローテーションを組めるようになりました。
オールブラックですが、素材の違いがなんとも奥深い味わいのあるスニーカーです!
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